月火水金土9:00~12:30 16:00~19:30午後休診:木土/休診日:日祝
兵庫県西宮市高松町7-5
0798-69-1320
1 目的
大腸の病気を見つけ、適切な治療方針を検討するために行います。
2 方法
①検査前日より腸管内をきれいにする処置を行います(大腸内視鏡検査を受けられる患者様へ または 大腸内視鏡検査の準備表 を参照ください)。
②鎮静薬、消化管の動きを弱める薬(鎮痙薬)を注射します。(鎮静薬使用により、半日ほど眠気やフラフラ感が続くこともありますので、検査当日は車・バイク・自転車の運転はしないで下さい。また、前立腺肥大症・緑内障・心臓病の方はお申し出下さい。)
③肛門部に潤滑ゼリーを塗布し、太さ約1cmの内視鏡を肛門から挿入、大腸をくまなく観察します。
④小さな組織を採取(生検)して、顕微鏡検査をします(病理組織検査)。
⑤ポリープが見つかった場合、医師の判断により切除する場合があります。
⑥検査終了後、リクライニングシートで休んでいただきます。念のため止血剤の点滴を行います。
⑦安全・確実な検査を行うため、徒手あるいは器具により体動を抑制させていただく場合がありま
⑧ご高齢の方は、お帰りの際できる限りご家族が付き添って下さるようお願いいたします。
3 偶発症について
①まれに、出血や穿孔(消化管に穴があくこと)などの偶発症が起こる可能性があります。
②日本消化器内視鏡学会が調査した全国集計(2010年)によると、偶発症の頻度は0.08%、死亡率は0.001%でした。
4 その他
①糖尿病薬を服用している方やインスリンを注射している方は、前日・当日の服用や注射について、前もって処方医とご相談下さい。
②抗凝固剤、抗血小板剤など血液をサラサラにする薬を服用中の方はお申し出下さい。(ワーファリン・バファリン・バイアスピリン・フラビックス・パナルジン・プレタール・イグザレルトなど)
③お薬でアレルギーを起こしたことがある方はお申し出下さい。
当クリニックではこの事を十分に認識したうえで検査を行います。