甲状腺エコー 頸動脈エコー

頸動脈エコー

コレステロールが高い、中性脂肪が高いと言われても、自覚症状があるわけでもなく、ピンとこないことはないでしょうか?頸動脈エコー検査は頸動脈という血管をエコーで写しだすことにより、実際どの程度、動脈硬化があるかを、判断する客観的な検査です。

方法は頸動脈エコーをおこなえる超音波装置を首の頸動脈にあてて、頸動脈の壁の厚さや、プラークという血管の内部のこぶのようなものがあるかを検査します。特に絶食で来院する必要はなく、必要な患者様に随時行っています。

左右頚動脈の内膜中膜複合体厚(IMT)と血流を計測することにより動脈硬化を客観的に評価できます。この結果は心筋梗塞・脳梗塞の発症の危険性と相関するため重要視されています。

甲状腺エコー

当クリニックでは随時甲状腺エコーを行っています。
甲状腺

甲状腺とは首の正面にある臓器で蝶ネクタイのような感じの臓器です。どのような働きをしてるかというと、ちょうどオーケストラの指揮者のようなものです。指揮棒のリズムが早いと、いろんな臓器は早い動きをします。その結果、心臓はドキドキ、脈は早くなり、代謝も早くなり、食べてるのにやせてきます。これを甲状腺機能亢進症と言います。逆に指揮者のリズムが遅いといろんな臓器は遅くなり、脈も遅く、ぼーとした感じで、何となく太った感じになります。これを甲状腺機能低下症と言います。また腫瘍もできることがあり、甲状腺エコーで腫瘍が描出されます。

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